結局私と健太は公園まで走ってきた。

「どないしてん!?」

健太はかなり動揺している。

健太は何もしてないよ!
『あのさ…健太モテすぎ…』

私はボソッと呟いた。

「はぁ?何でやねん!アイツらはただ軽い気持ちで寄ってきただけや!」
『ん…でも…あれ先輩だから…怖かったんだ…』
「まじかよ!ゴメン!てっきり同じ学年と思ってた…ゴメン…どうしよ…」

『もう大丈夫だよ!気にしない気にしない!!』
私はそう言って健太の手をギュッと握った。

健太もそれに対して握り返してくれた。

『健太…大好き♪♪』

「俺も愛が大好き♪♪」
ぁぁぁぁ♪

めちゃめちゃ今幸せだな…。