あ、そうだ! 茜は、ピンとひらめいた。 『守りの石』 これで、何か出来ないだろうか? テレビで見たことがある、石を使っての『ダウジング』 地図の上でぐるぐる回して、なくしたものを探す超能力。 あの真似事が出来るかもしれない。 そう思い立った茜は、そごごそとペンダントを外して、手に握った。 「あ、よせ茜!」 茜の行動に驚いた敬悟と玄鬼の叫び声が、重なる。 が、時、既に遅し。 茜の姿は、一人と一匹の前から忽然と消えてしまった。 二人の幼い兄妹とともに――。