「もう、ワシは暑くてかなわん! 親でも、大家でも、警察でも、何でも良いから連絡して頼んだらどうだ?」 「そうだねぇ……」 文句たらたらの玄鬼にチラリと冷たい視線を送り、茜はお兄ちゃんの方に質問してみた。 「パパかママの連絡先、分かるかな?」 でも、答えは否。 少年は首を振る。 「アパートの大家さんのお家、分かるかな?」 やはり、答えは否。 少年は、悲しそうに首を振った。 「そっかぁ……」 残る選択肢は、警察か。 あまり気が進まないなぁ……。 茜は困ったように、子供達を見つめた。