……………
仕事が終わり、私は裕亮にメールした。

【今夜、内田サンの野暮用に付き合う事になった。夕飯奢って貰うかもしれない】

送信して、チラッと裕亮を見る…裕亮は、携帯を見てから、私の方を見た…
裕亮から届いたメールは…

【野暮用?門限11時ね☆】

本当にお母さんみたいだ(笑)私は【解りました♪】と返信した。


『麻生サン、出れるかな?』

『あ、はい』

内田サンに声を掛けられ、私は足早に内田サンの元に向かった。

『内田君と麻生チャン、これからデート?』

ニヤッと笑いを浮かべて聞いて来る上司;;思わず、セクハラかと、ムッとしてしまう…

『アハハ…そうなんです…じゃ、失礼します』

…はい?;;…

サラリと笑顔で躱した内田サンは、驚き固まってる私の腰に手を回し、会社を出た…