…タバコ…やめようかな;;

まだまだ長いタバコ揉み消し、喫煙室から出た。もうすぐ終業時間…早めに帰って、明日・明後日はゆっくりしよう♪

席に戻ると、目につく同居人。まぁ彼氏でもある裕亮<ユウスケ>が、女子社員と仕事の話をしていた。

…本当に仕事の話だけ?

変な不安が付き纏う…愛されてる自信はあるのに、自分の中で、どんどん不安材料を生産して、裕亮を疑ってしまう;;
私達が付き合ってる事を、社内で知ってるのは極少数。プライベートな事を、私も裕亮も、同僚にあまり知られたくないので、聞かれない限り話したくは無い。だから、ヤキモチ妬いても、あからさまに顔に出したりはしない。
少しだけムスッとしながら裕亮を見ていたら、ふと裕亮と目が合った…そして、フイッと視線を女子社員に戻す裕亮…
先週から、裕亮は新プロジェクトの中心的位置に居て忙しいのだ。帰りは、いつも23時後半…
家の中では、ほんのり擦れ違い…でも、裕亮の案がプロジェクト採用されて、凄く喜んでたから…