『…裕亮が…好き…だと思う//』

『クスッ…良かった』

ニコッと柔らかく笑う裕亮は、高校の時と変らない…だけど…私の心は、ときめいていた…

『俺さ…弥恵の事…異性として好きだよ』

『…ゆぅ…すけ?//』

『正直…弥恵が内田サンと二人で出掛けるのとか…気が気じゃなかった…しかも、しっかり告られてるし;;』

『あー…はぁ…スミマセン;;』

『…弥恵』

『…え?』

裕亮の真剣な顔が、ゆっくりと近付いてくる…

『ぁ//…ゆぅ…んっ//』

チュッと重ねられた唇…優しい温もりが、私を支配し始める…
ゆっくり唇を離し、至近距離で見つめあい、無言のまま、角度を変え深くキスを交わした…絡めあう舌が、意識を飛ばして行く…
息が上がり、上手く息が吸えなくなる…ハァハァ息を荒げながら唇を離す…