「俺たちに須川の事を頼んだ時もそうでしたよね? クラスの皆が…生徒が…って言って、子供任せにして。 結局、先生は須川に何もしてませんよ?」 さっちゃんに当たってしまった。 滝崎が俺の腕をつねる。 さっちゃんは困った顔で笑う。 「あはは、厳しいなぁ。 じゃあ、先生も最後だから頑張ってみるね。」 さっちゃんはそう言って俺たちを帰した。