私は、水晶玉を一番日の当たる、窓際に置くことにした。 水晶玉は日に当たり、嘘のように、七色に光った。 普通の水晶玉では、有り得ない。 だからおばあちゃんは、これを大切にしている、と言っていた。 窓をみる度、涙が出る日々が続いた。