「今年は二人で海行くか。」 心は猫のサラとじゃれていた顔をぱあっと明るくして俺の腕を掴み顔を近付けた。 「えっ、本当に?」 「うん、マジ。」 「やったぁ!」 子供みたいにサラとはしゃぐ心は、本当に可愛い。 「暑いなぁ〜。こんな暑い日だったら、外出たくないよねぇ。」 うちわを片手に裸足で近づいてくるこのおばちゃんは、俺の母親。