数日が経った。
あたしは柚と一緒に
図書館に居た。
柚は昔から本が好きで、
入院中も毎日毎日
違う本を読んでた。
2人でベッドに座って、
一緒に本を読んだりした。
懐かしい、思い出。



あたしは、嬉しくなった。
今でも柚が
本を好きでいてくれる事。
その柚の隣に、また居れる事。
その1つ1つが嬉しくて
しょうがない。
あたしは幸せを噛み締めていた。