授業が長く感じる。 「…ずっと思ってたことがあんだけど。」 「え?」 「麻子ってどう書くの?」 「…何!?」 急に、何を言うの壬室くん。 『麻子』というのは、私磯崎麻子(イソザキアサコ)の名前の『麻子』? 私は一応自分の名前の麻子を書いた。 「そういう字なんだ。」 「うん。」 頷く。 壬室くんは、書いた字をじっと見つめる。 「…なんで?」