それは、己の存在を誇示するために。

それは、己の想いに触れられるために。

それは、己自身を忘れないために。

僕らは、色とりどりのツメアトを刻む。

例え、自らのツメに、血が滲もうと。

色とりどりのツメアトを刻む。

そう、

極彩色のツメアトを。