俺は立ち上がって部屋を出ようとした 部屋を出たら、この想いも終わろう 佐倉に背を向け、歩き出そうとした―…瞬間 「待ってよっ!!」 叫ぶような声で佐倉が呼び止めた 「ひ、1人だけ言い分言って逃げないでよ!!な、なんなのよッ!好きだなんて言って!!」 泣きながら必死に俺を見つめる 「……っ……好きだよ」 「……えっ…。」 今……なんて言った??