『…安物だけどあげる』
翔太君は 私にプロポーズを…
―いいよ結婚しても…
……嘘、
「みちる?どうかした、…顔が真っ赤よ」
「あ、うん……、暑いよね…」
買い物してる時
ずっと 考えた
結婚…
ホテルに帰ったのは
5時過ぎだった
夕食を食べた後
翔太君の部屋の前で
固まってる
ドアをノックするか
しないかのポーズで
「……うぅ、」
ドアに手をかざす
ノックする勇気が……
ドン
「あ、すいません。」
急いで走ってきた人と
肩がぶつかった
弾みで
ドンと
ドアを叩いてしまった
「はい?」

