「悪い。迷惑かけて…」 監督とか ほかの共演者は気付いてない 「俺は意外と、許されない恋愛好きなんだよ。結末はいつも白けてる…」 神田は 黙って聞いていた 「……だからさ、たまには面白いの見たいんだよ」 「…甲斐田?」 「…神田君。ドラマ賞の方に行ってくれないかな、そろそろ」 神田のマネージャーが 近くに来た 「あ、はい。分かりました…」 神田は ガタッと席を立った 「じゃあ行ってきます、」