ウラコイ




「神田君もいくよ、」


「はい」




神田さんの長台詞




「シーン20、スタート!」


シーン




『俺は誰かわからない、記憶もない、ただアンタの事は分かる』




カメラは相川による。



10分はながい





あ、
ピントずれるところだった!



危ない



『―・・アンタが、多分俺が、あの夜走っていったのはアンタの為じゃないかって』




好きな人に向ける視線