「おう、」 「ま、悩み事なんかねぇかもだけどさ。」 ふふんと 笑った 「あるけど。俺だって」 「ほう、じゃあ占ってやろう」 カウンターの紙とペンをとり 適当に書き出した 「なんだ、それ」 「撮影の合間にさ、おっちゃんに教わったの。」 アルファベットを書き 何やら 適当に消していった