くちづけのその後で

「朱莉、俺の靴下は?」


「かいとのもー!」


「そこに置いてあるやん!」


あたしは、洗い物をしながら二人に言った。


「あった!海斗、歯磨きしたら行くぞ♪」


「はーい!」


海斗は笑顔で返事をして、洗面所に走った。


「朱莉♪」


「もうっ!!今日は、ちゃんと起きるって約束やったやん!」


「ごめんって!明日は、絶対ちゃんと起きるって!」


後ろから抱き着いて来た颯斗にため息混じりに言うと、彼は眉を寄せて苦笑した。