くちづけのその後で

「ただいま♪」


「おかえり♪」


「はやとくん、おかえりー♪」


海斗は笑顔で言って、颯斗に飛び付いた。


「ただいま、海斗♪てか、誰か来てんの?」


颯斗は海斗を抱き上げると、玄関に置いてある靴を見て訊いた。


「うん♪亜由美が来てるねん!」


「あっ、そうなんや。俺が入っても大丈夫?」


あたしが頷くと、颯斗は靴を脱いで、海斗を抱いたまま部屋の中に入った。


「こんにちは!」


彼が言うと、亜由美がニッコリと笑った。