くちづけのその後で

「あっ!今日の記念に、隣のショップでペアのアクセ買いたい♪」


「また今度な!俺、寄りたいとこがあるから帰ろ♪」


「えっ?」


「ほら♪」


「ちょっ……!」


あたしは、颯斗に手を引かれながら駅に向かった。


颯斗なら、賛成してくれると思ってたのにな……


お揃いのアクセサリーを持ちたかったから、少しだけガッカリしながら彼の隣を歩いていた。


「どこ行くん?」


「ちょっとな♪」


颯斗は、意味深な笑みを浮かべていた。