くちづけのその後で

「でも……ママはお仕事休まれへんよ?海斗、一人でお留守番出来ひんやん……」


「いきたくない……」


海斗は小さく言って、唇を尖らせながら俯いた。


「保育園、嫌いなん?」


途方に暮れていると、海斗が首を小さく横に振った。


「じゃあ、何で?」


「ママといっしょにいる……」


「海斗……」


あたしは海斗を抱き締めて、頭を優しく撫でた。


「ママだって海斗と一緒にいたいけど、お仕事は休まれへんもん……」


「いや……」