くちづけのその後で

布団を敷いて、海斗を起こさないようにそっと移動させた。


小さかった海斗の体も最近は大きくなって、抱き上げるとしっかりと重みを感じる。


ヤンチャだけど、心優しくて…


あたしをこんなに困らせる事なんて、今までに一度も無かった。


あたしが思ってる以上に、海斗は颯斗に懐いていたのかもしれない。


『いやっ!!ママなんか、きらいっ!!』


海斗の言葉が、あたしの胸を痛いくらいに締め付ける。


傷付いたのは、自分(アタシ)だけじゃないのに…。