「明日、あたしと代わって貰えませんか?」


「明日って……土曜?」


「はい……」


確認の為に尋ねると、真子ちゃんが小さく頷いた。


「何かあるん?」


そう訊いたあたしに、彼女がはにかんだ笑顔を見せる。


「彼氏が……明日、朝から会おうって言ってくれたんです!」


最初は控えめに、だけど嬉しそうに話した真子ちゃんがすごく可愛くて、思わず笑みが零れる。


「イイよ!代わってあげる♪」


あたしは、すぐに満面の笑みで頷いた。