くちづけのその後で

「何か久しぶりやね。こんな時間にどうしたん……?」


久しぶりに話すせいかどこかぎこちなく訊くと、芳樹が小さな紙袋を差し出した。


「何?」


「今日、朱莉の誕生日やん!おめでとう♪」


「え?」


芳樹に言われて時計を見ると、ちょうど0時を回ったばかり。


「ありがと♪ねぇ、開けてもイイ?」


「うん!」


あたしは芳樹にお礼を言って、紙袋の中から綺麗にラッピングされた袋を取り出した。


それからリボンを解いて、その袋を開けた。