くちづけのその後で

あたしと亜由美、そして芳樹は同じ中学に通っていた。


だから、自然と三人で過ごす機会が多かった。


高校はそれぞれバラバラだったけど、帰る家は同じ。


修学旅行にでも行かない限りは毎日顔を合わせるから、三人で一緒にいるのが当たり前だった。


あたし達は一緒に宿題やテスト勉強をしたり、パパやママには秘密で歳を誤魔化してバイトをしたり…


いい事をする時も、悪い事をする時も、いつも一緒だった。


それは亜由美が施設を出るまで、ずっと変わらなかった。