くちづけのその後で

昼食と片付けを済ませた後、冷凍庫からさっき買ったアイスを取り出した。


「はい、チョコ」


洋室で寛(クツロ)いでいた颯斗にアイスを手渡し、隣に腰を下ろした。


「おっ、サンキュ♪」


自分用のストロベリーアイスをスプーンで掬って口に運ぶと、口の中で苺の甘さと酸味がひんやりと広がった。


「美味し〜♪」


「こっちも美味いで♪朱莉も一口食う?」


「うん、ちょうだい♪」


あたしが頷くと、颯斗は何かを企むようにニッコリと笑った。