くちづけのその後で

「朱莉が、やっと俺の事を颯斗って呼んでくれるようになったから、それもプレゼントやな♪」


颯斗はニッと笑うと、あたしの頭を優しく撫でた。


「そっか……」


「おう♪」


あたしも、颯斗に小さな笑みを向けた。


「てか、ケーキ食いたい♪」


「かいともけーきたべる!かいと、いちばんおっきいやつ!」


「うん!じゃあ、持って来る♪」


あたしは二人に笑顔を向けて、キッチンに行った。


そしてコーヒーを淹れ、冷蔵庫からケーキを取り出した。