くちづけのその後で

「プレゼントなら貰ったやん♪」


「え……?」


あたしが小首を傾げると、颯斗は柔らかく微笑んだ。


「あんなにご馳走作って貰ってんから、もう充分やわ♪」


「それとこれとは別やもん……」


「俺は嬉しかったし♪」


「でも……」


「てか、俺には朱莉と海斗がいてくれる事が、一番のプレゼントやからな♪」


「ほんまに……?」


「うん♪それに……」


颯斗はあたしを見ながらクスッと笑って、本当に幸せそうな笑みを浮かべた。