くちづけのその後で

今日は、颯斗の18歳の誕生日。


その事を颯斗から聞いたのは、3日前だったけど…


彼の誕生日をどうしても祝いたくて、慌てて準備をした。


「もしかして、全部朱莉の手作りなん!?」


「うん」


「ピザも!?」


「うん♪ちゃんと生地も手作りやで!」


「朱莉、天才やんっ!!」


颯斗があまりにも嬉しそうに言うから、すごく照れ臭くて…


「大袈裟やし……」


あたしは苦笑を零し、照れ臭さを隠すようにオレンジジュースを飲んだ。