くちづけのその後で

お風呂から上がって髪を乾かした後、布団の中に入って海斗と手を繋いだ。


「明日が楽しみやね♪」


「うん!かいと、じょうずにおえかきできた!」


「へぇ♪ママも早く見たいな〜!」


「いまはだめやで!」


「何で?」


「だって、あしたのおたのしみやもん!」


「そっか。じゃあ、楽しみにしとく♪」


「うん♪」


あたしが言うと、海斗は満面に笑みを浮かべながら頷いた。


それから程なくして、あたし達は眠りに就いた。