くちづけのその後で

「……俺の事、ほんまに好き?」


西本君に触れられている所が熱くて、頭がボーッとし始める。


まるで体中の血液が沸騰しているかのように、全身も熱くなっていく。


「う……うん……」


「アカン」


小さく頷きながら返事をすると、西本君がすかさず顔を近付けて来た。


「ちゃんと言葉にして言ってや。頷くだけやったら、わからんやろ……?」


彼は様子を窺うように真っ直ぐな瞳をあたしに向け、いつもよりも少しだけ低い声で囁くように話した。