くちづけのその後で

「ほら……。もう答えは出たやろ?その気持ちを正直に伝えたらイイんちゃうかな?」


「でもっ……!」


「ん?」


「西本君は四つも下やし……。まだ高校生やもん!それにっ……!」


「それに?」


「あ、あたし……西本君に言われへん事もあるしっ……!」


涙を堪えながら声を振り絞るようにして言うと、亜由美がニッコリと笑った。


「朱莉が言える事だけ、その子に言ったらイイやん。付き合ってるからって、最初から全てを言う必要はないねんよ?」