くちづけのその後で

ローテーブルにケーキと紅茶を並べ、あたし達は向かい合わせに座った。


「海斗が寝てるから、ちょっと狭いけど……」


隣で眠っている海斗を見ながら苦笑すると、亜由美はニッコリと笑った。


「可愛いねんからイイやん。あたしは、海斗に癒されに来たんやしね♪海斗の寝顔って、マイナスイオン出てるもん」


彼女は海斗を見ながら言って、紅茶を一口飲んだ。


「そっか!じゃあ、良かった♪」


「うん」


亜由美の言葉が嬉しくて、あたしから自然と笑みが零れた。