くちづけのその後で

「ママ!」


「どうしたん?」


海斗の体を拭きながら笑顔で問い掛けると、海斗がニコニコ笑顔になった。


「かいと、はやとくんとあしょびたい!」


「うん、後で会えるよ」


「やったぁ〜っ!!」


あたしが笑顔を見せると、海斗は両手を上げてピョンピョンと跳ねた。


「海斗!しぃ〜!」


慌てて人差し指を口元に当てると、海斗も真似をした。


「「しぃ〜……」」


あたし達は顔を見合わせながら小さく言って、クスクスと笑った。