くちづけのその後で

「海斗って、寝顔もめっちゃ可愛いよな♪」


不意にそう言われて、海斗に視線を遣った。


「うん♪って、あたしが言ったらただの親バカやん!」


間髪を入れずに頷いた自分自身に呆れながらも、あたしはクスッと笑ってしまった。


「えっ?全然イイやん♪」


明るく言った西本君が、フワリと笑った。


「だって、朱莉さんにとって海斗は宝物やろ?」


「うん♪そんなん当たり前やん!」


笑顔の西本君に満面の笑みで答えた後、カップにゆっくりと口を付けた。