くちづけのその後で

コップを洗った後、布団を敷いて海斗と横になった。


海斗のお腹の辺りをポンポンと叩きながら、他愛のない話をする。


「明日の朝は、何食べたい?」


「ちょこ!」


「チョコはおやつやん!」


「かいと、ちょこがちゅき!」


「じゃあ、明日スーパーに行ってチョコ買お♪」


「うん♪」


そのうちスヤスヤと眠ってしまった海斗の額に、チュッとキスを落とす。


そして海斗を起こさないように、そっと布団から出た。