くちづけのその後で

あの翌日から、西本君は姿を見せなくなった。


ホッとしているハズのあたしは、頭の片隅で西本君の事を考えてしまって…


仕事を終えて裏口から出た時、いつも彼が立っていた場所を最初に見てしまう。


そんな自分に、嫌気が差していた。


もう嫌……


まるで、あたしが西本君を待ってるみたいやん……


心の中には、何度もそんな風に思ってしまう自分(アタシ)がいる。


だけどその度に、あたしは西本君を傷付けた事への罪悪感だと思うようにしていた。