西本君は安堵の笑みを見せると、持っていた傘を畳んだ。
それからスリッパに履き替え、あたしに診察券を手渡した。
「間に合って良かった♪」
彼は安堵混じりの笑顔で言って、待合室の椅子に座った。
走って来たんかな……?
西本君の髪や服が、所々濡れている。
しかも、西本君は制服で…
それに身を包んでいる彼が、妙に子供に見えた。
しばらくすると、あたしの視線に気付いたらしい西本君が、ゆっくりとこっちを見た。
それからスリッパに履き替え、あたしに診察券を手渡した。
「間に合って良かった♪」
彼は安堵混じりの笑顔で言って、待合室の椅子に座った。
走って来たんかな……?
西本君の髪や服が、所々濡れている。
しかも、西本君は制服で…
それに身を包んでいる彼が、妙に子供に見えた。
しばらくすると、あたしの視線に気付いたらしい西本君が、ゆっくりとこっちを見た。



