ビュネと話した翌日、私は緩やかな脱力感に苛まれて、部屋でずっと横になっていた。

たまたま授業の少ない日だったこともあって、自主的に休校日と定めて、部屋に閉じこもっていた。

また以前のような生活に逆戻りかと、自嘲気味に独り言をいってしまう。

だが、それはこの日だけの話だ。

私はきっと、明日にはまた学校へ行くだろう。

今日は、私なりのしっぽの弔いの日なのだ。特別な日だ。

私はしっぽの面影を求めて、ネットの海を漂った。