ウソナキ。


「帰ろう?ミライ」


そして
彼はそう言ってアタシの腕を引っ張って保健室を出た。


廊下を2人で歩いているとき


「さっきの・・・」


アタシがそう言いかけて彼の表情を確かめようと顔を見上げたら。


タクミくんはとても辛そうな顔をしていたから・・・。



アタシはもう何も聞けなかった。