「クリスマスイブ?」 彼はアタシに聞き返したけれど すぐに笑顔で 「うん、いいかもしれない。 きっと街はにぎやかでみんな自分のことでいっぱいいっぱいになってるよ?」 そう言った。 アタシはクリスマスの時期の街の風景を思い浮かべそして言った。 「それからその日、アタシの誕生日・・・やから」