ドアを開ける。 眩しい光が差し込む。 ムッとする暑さにハンカチを出そうとカバンに手を入れた。 ・・・何か・・・ 指先に当たった感じ。 取り出すとそれは病院に行く前にポストに入っていた先生からの手紙。 アタシはぐしゃぐしゃになったその手紙を見つめて・・・。 それからドアの近くにあったゴミ箱に捨てた。