ウソナキ。


「あ、もうすぐ先生くるかな。
席、戻るね」

そう言いいながら慌てて彼女は自分の席に帰って行った。


そしてアタシは何気に止めていた手に視線を落とす。

その腕にはタクミくんの時計。


あれ・・・?

時計が止まってる・・・?

アタシはタクミくんからもらった腕時計をもう一度見てみる。

さっきまで動いていたはずなのに・・・。