ウソナキ。


そう思って

「そろそろ帰るから」

アタシは立ち上がりカバンを肩にかける。



タクミくんは残念そうな表情をして

「え?もう帰るの?
今来たばっかなのに・・・」

そしてベッドから起き上がろうとした。


「あ、そのまま寝てて?
今日は英語の宿題がいっぱい出てて。
早く帰ってやらへんとあかんから・・・」

アタシは彼に気遣わせないようにそう言った。