ウソナキ。


タクミくん・・・少しやっぱり疲れてるのかな。

いくら新幹線だからっていっても東京と京都の距離は500キロもあるんだもの。

無理したんじゃないだろうか。


アタシはぼんやりとそんな彼を見つめながら思う。



「・・・ミライ、こっち、来て?」



アタシはうなずいて彼の側に行く。