「・・・嬉しそうだね?」 タクミくんがアタシに話しかける。 「うん」 「ホントにミライは京都が好きなんだね?」 「うん」 そしてアタシたちは新幹線を降りる。 「京都、京都です」 駅のアナウンスが聞える。