ウソナキ。


「そんな・・・」


「でも常盤さんも彼のこと慕って信じきってるんでしょ?
そう見える」


彼女にそう言われてアタシは答えられなかった。

確かに・・・
そうかもしれないけど。


でも、アタシたちは。

ただ
アタシたちはクリスマスに、
クリスマスの約束のために・・・。