ウソナキ。


そして
追いついたアタシに彼は時計を見ながら言った。


「んー・・・ミライ、時間は大丈夫?」


「あ・・・うん」


「じゃ、さ。
2階で先に何か食べてから行こう?」


そう言って彼は展望台への直通エレベーターには乗らず2階へ行くエレベーターの方に
アタシの背中を押して乗せて後に続いて彼も乗った。