「え?でも熱が・・・」 「平気、平気」 そう言って彼はアタシの寝ていたベッドのところまで来て早くと促す。 ちょっとだけ。 大丈夫かな・・・。 抜け出しても。 時計を見るとまだ授業が終わるまでに30分ある。