「落語でも聞かせてくれんの?」 アタシは笑って彼に言う。 (うーん、やっぱ止めとく。 ミライはお笑いの聖地、関西のコだもん。 受けさせる自信がないよ?) 「そんなことないってば」 アタシは彼の声をもっと聞きたくて言った。 ヘッドフォン越しに聞える彼の声はすごく心地よくてアタシの近くにいてくれるような感じがしたから。